シオンの娘よ、声高らかに主に呼ばわれ、 夜も昼も川のように涙を流せ。 みずから安んじることをせず、 あなたのひとみを休ませるな。
わたしは心をつくして呼ばわります。 主よ、お答えください。 わたしはあなたの定めを守ります。
主はシオンの娘の城壁を破壊しようと 思い定めて、なわを張り、 打ちこわして、その手をひかず、 城壁と石がきとを悲しませられた。 これらは共に衰える。
このために、わたしは泣き悲しみ、 わたしの目は涙であふれる。 わたしを慰める者、わたしを勇気づける者が わたしから遠く離れたからである。 わが子らは敵が勝ったために、 わびしい者となった」。
ああ、わたしの頭が水となり、 わたしの目が涙の泉となればよいのに。 そうすれば、わたしは民の娘の殺された者のために 昼も夜も嘆くことができる。
人々があなたのおきてを守らないので、 わが目の涙は川のように流れます。
石は石がきから叫び、 梁は建物からこれに答えるからである。
彼らは真心をもってわたしを呼ばず、 ただ床の上で悲しみ叫ぶ。 彼らは穀物と酒のためには集まるが、 わたしに逆らう。
これは夜もすがらいたく泣き悲しみ、 そのほおには涙が流れている。 そのすべての愛する者のうちには、 これを慰める者はひとりもなく、 そのすべての友はこれにそむいて、その敵となった。
この言葉を彼らに語れ、 『わたしの目は夜も昼も絶えず涙を流す。 わが民の娘であるおとめが大きな傷と 重い打撃によって滅ぼされるからである。
もしあなたがたが聞かないならば、 わたしの魂はひそかな所で、 あなたがたの高ぶりのために悲しむ。 また主の群れが、かすめられたために、 わたしの目はいたく泣いて、涙を流すのである。
わたしは子を産む女のような声、 ういごを産む女の苦しむような声を聞いた。 シオンの娘のあえぐ叫びである。 両手を伸べて彼女は言う、「わたしはわざわいだ、 わたしを殺す者らの前にわたしは気が遠くなる」と。